コラム
1.192026
経営事項審査の有効期間が切れたらどうなりますか?

「うっかり更新が遅れてしまった」という相談を受けることがあります。有効期間の管理は、公共工事受注において非常に重要なポイントです。
結論から言うと、有効期間が切れると、その期間中は公共工事の入札参加資格が失効します。新たに経審を受け直して結果通知書を取得するまで、入札に参加できません。
有効期間が切れた場合の影響
有効な経審結果通知書がない状態では、各発注機関への入札参加申請・更新ができません。
すでに入札参加資格を持っている発注機関でも、更新時に有効な結果通知書が必要です。
有効期間が切れた状態で入札に参加した場合、資格要件違反となります。
切れてしまった場合の対応
有効期間が切れても、建設業許可自体は失効しません。
速やかに決算変更届を提出し、経営事項審査を受審することで、新たな結果通知書を取得できます。
ただし、審査申請から結果通知書が届くまで一定の期間がかかるため、その間は入札参加ができない状態が続きます。
よくある誤解
❌ 有効期間が切れても、既存の入札参加資格はそのまま使える
✅ 発注機関への入札参加資格は、有効な結果通知書の提出を条件としています。期限切れの結果通知書では資格の更新ができません。
❌ 期限が切れたら建設業許可も失効する
✅ 経審の有効期間と建設業許可の有効期限は別です。許可は5年ごとの更新制であり、経審とは独立しています。
実務上の注意点
有効期間の管理は、公共工事受注を継続するうえで最も基本的な管理事項のひとつです。
決算日から逆算してスケジュールを立て、余裕を持って手続きを進めることが重要です。
特に年度末の入札に備える場合は、前年度中に経審を完了させておく必要があります。
まとめ
- 有効期間は審査基準日から1年7か月
- 期間が切れると入札参加資格が失効する
- 建設業許可は別制度であり、経審とは独立している
- 期限切れ後は速やかに再受審することで復帰可能
有効期間の切れ目が生じないよう、年間スケジュールを確認しておくことをおすすめします。














